カルダノネットワークでNFTを生成する方法は二通りあります。
- 代理でNFTを発行してくれるプラットフォームを利用する
- 手軽にトークン化出来る
- 細かい設定ができない
- IT知識を必要としない
- 生成環境を用意して自分でNFTをミント(トークン化)する
- トークンを自在に発行・バーン出来る
- トークン生成プロセスを自動化できる
- カルダノノードの知見が必要
ここでは「代理でNFTを発行してくれるプラットフォーム」nft-maker.ioを使ってNFTを作る方法を紹介します。
NFTを作成
トップページから「MINT NFT」を押下

NFT化したい画像をアップロードします。
jpg.jpeg.gif.pngの形式のみサポートしています。
所有権のない画像はアップロードしないでください。

次にメタデータの設定をします。

- Title
- 画像の題名
- Author(任意)
- 画像の作者
- Description(任意)
- 画像の説明
- File Web Link(任意)
- 元ファイルのWebリンクなのか、Webサイトのリンクなのか不明だったためHPのリンクを入力しました。
- Arweave ID (任意)
- NSFW(任意)
- Not-Safe-For-Work。職場で見るのに不適切な場合はチェック
「Next」を押すと、費用が計算されます。表示されたADAを、YoroiやDaedalusから指定のアドレスへ送金しましょう。
必ず正確な金額を送金してください。
ADA送金や仮想通貨送金全てに言える事ですが、送金アドレスは範囲選択してコピーしないようにしましょう。
抜けがあるかもしれません。「コピーボタン」があればそちらを使います。
※ 画面を閉じると最初からやり直しになるので、送金が完了するまでそのままにしてください。

Yoroiから送金する例
必ず金額と送金アドレスを指差し確認してください。
diffチェッカーなどを使って表示のアドレスと入力のアドレスに差分がないか確かめてください。

送金が確認されると、NFTがミントされ、トランザクションとしてブロックチェーンに送られます。
「DONE」が押下できるようになりますので押して完了です。

ウォレットでもトークン受け取りを確認(例ではYoroi)
Dustのための2ADAの返金と共に、NFTを受けとっているのが確認できます。

ブロックチェーンに追加されたことを確認
pool.pmのようなサードパーティプラットフォームでは、直近のNFTトランザクションや、
メタデータから画像を表示することが出来ます。
先ほどのウォレットの受信アドレスをコピーし、検索してみましょう。
所有しているNFTのリストが表示されます。(例では1個のみ)

画像を押下すると、メタデータが表示されます。

nft-makerでは1個しか発行できないため、「QUANTITY」が “1” になってるのが確認できます。
ポリシーIDも「POLICY」で表示され、このポリシーID以外の同じ画像NFTは不正NFTという事も分かります。
更に画像を押下すると、サムネイルではなくてIPFSに保管された生データを表示できます。
NFTの売り方
ここまでの手順でNFTを作ることができます。
作成したNFTを実際に売りたい場合の具体的な売り方に関しては、
下記の記事でご説明していますので是非ご覧ください。
さいごに
nft-makerを使えば5分、慣れれば2分ほどでNFTを作成できます。
30年前は思い出の写真をアルバムに貼ってプレゼントしていましたが、
「写真をNFT化してウォレットをプレゼントとして渡す」
思い出は永遠にブロックチェーンに。
そんな日が来るかもしれませんね!