お金にまつわるブロックチェーン辞典

この記事は約1分で読めます。

こちらは、カルダノや投資全般にまつわる言葉を集めた用語集です。
知っているだけでお得なワードを、かんたんに解説しています。
聞いたことはあるけれど、はっきりとした意味は分からなかったあのワードが見つかるかもしれません。
ぜひ、ご覧ください。

カテゴリー英語名説明
暗号通貨decentralization中央で管理する人がおらず、不特定多数に権力が分かれている状態のことです。
ブロックチェーンもこの考えのもとに設計されています。
暗号通貨blockchain「誰かと誰かが取引をした」データが、ブロック単位で記録されていき、
それをチェーンのように繋いでいくもので、改ざんに強い仕組みになっています。
暗号通貨coinブロックチェーンで使われる通貨のことです。
ドルや円と交換が可能で、価値が常に変動します。
暗号通貨altcoinAlternative Coin(代替コイン)。
ビットコイン以外の暗号資産のことです。
暗号通貨tokenトークンは、ビットコインやイーサリアム等の既存のブロックチェーンを使って作られた
通貨のことで、企業の株式やポイントのようなものです。
暗号通貨stable coinステーブルコインとは、ドルや円の価格と連動する等の設計により、
価格変動の激しい暗号資産の弱点を解消する目的で作られた暗号資産のことです。
暗号通貨governance tokenガバナンストークンとは、それを保有することでプロジェクトの開発に対して
方向性を決めるための投票等を行える機能を持ったトークンのことです。
暗号通貨Proof of WorkPoWとは、CPUの計算量で競って1番に解答を出した人に報酬が与えられる仕組みです。
ビットコイン等で採用されています。
暗号通貨Proof of StakePoSとは、コインの保有量や期間に応じて報酬が与えられる仕組みです。
PoWに比べて環境に優しく、カルダノ等で採用されています。
暗号通貨metaverseメタバースとは、コンピュータ上のバーチャル空間のことです。
昔からある概念ですが、最近のFacebookの社名変更等の影響で再浮上してきています。
暗号通貨IDOInitial DEX Offering。団体のトークン発行・販売による資金調達方法の一つです。
DEX(分散型取引所)で行われるので仲介者がいません。
暗号通貨IEOInitial Exchange Offering。企業のトークン発行・販売による資金調達方法の一つです。
取引所のサポートのもとに、取引所の利用者に対して行われます。
暗号通貨ICOInitial Coin Offering。企業のトークン発行・販売による資金調達方法の一つです。
トークンの将来的な価値上昇による利益が期待できます。
暗号通貨ISPOInitial Stake Pool Offering。企業のトークン発行・販売による資金調達方法の一つです。
特定のSPOに委任することで見返りのトークンが貰えます。
暗号通貨incentive blockchainブロックチェーンには、ネットワーク参加者に対するインセンティブの仕組みがあります。
マイニングやステーキング、レンディングなどチェーンへの参加で報酬が貰えます。
暗号通貨airdropエアドロップとは、通貨やトークンを無料で貰えるイベントのことです。
無料なだけに、詐欺プロジェクトには特に気をつけましょう。
暗号通貨giveawayギブアウェイとは、ティッシュ配りのような無料配布の宣伝方法のこと。
暗号資産のギブアウェイ詐欺に気をつけましょう。
暗号通貨walletウォレットとは、暗号資産を保管したり送受するための財布アプリのことです。
暗号通貨private keyプライベートキー(秘密鍵)は、暗号資産を送金するときに必要な、
再発行ができないランダムな英数字の羅列です。
暗号通貨seed phrase新しい端末でウォレットを復元するとき等に使う、
いくつかの単語の組み合わせのことです。
暗号通貨address暗号資産におけるアドレスとは、銀行の口座番号のようなものです。
宛先を間違えると資産が失われるので注意しましょう。
暗号通貨feeフィーは手数料のことです。
暗号資産を送金するときにかかります。
暗号通貨transactionトランザクションとは、暗号資産の取引の記録のことです。
ブロックチェーン上に書き込まれます。
暗号通貨KYCKnow Your Customer。銀行や暗号資産取引所における本人確認のことです。
暗号通貨DYORDo Your Own Research。「自分自身で調べろ」という意味のスラングです。
リスクを避けるための調査が大切です。
暗号通貨DApps分散型アプリ(Decentralized Applications)。
管理者のいない、ブロックチェーン上で動くアプリのことです。
暗号通貨Volatilityボラティリティーは、価格変動の度合いのことです。
これの大きい通貨は、ハイリスク・ハイリターンです。
暗号通貨TVLTotal Value Locked。ユーザーがブロックチェーン上のアプリに
預けた暗号資産額の合計のことです。
暗号通貨ATHAll Time High。その資産がそれまでに到達した最高価格(または時価総額)のことです。
暗号通貨white paperホワイトペーパーとは、団体がプロジェクトの内容や方針を説明した資料のことです。
投資家はこれを見て判断を行います。
暗号通貨stakingステーキングとは、自身の資産をプールに委任することを指します。
委任といっても実際の資産を預けるわけではありません。
暗号通貨stakeステーキングにおいて委任されている資産のことを指します。
暗号通貨miningマイニング(採掘)とは、ブロックを生成する(取引のかたまりを繋げていく)ための計算のことです。
一番計算が早かった人が報酬を貰えます。
暗号通貨mintingミンティングとは、コインを含めたトークンをブロックチェーンに登録することです。
NFTを新規発行することも、「ミントする」といいます。
暗号通貨burning暗号資産の一部を使えなくすることを、バーン(焼却)すると言います。
流通量が減ると価値が上がります。
暗号通貨CeFi中央集権型金融(Centralized Finance)。
銀行や暗号資産取引所など、管理者がいる金融のことです。
暗号通貨DeFi分散型金融(Decentralized Finance)。
管理者のいないブロックチェーン上で行われる金融取引のことです。
暗号通貨NFT非代替性トークン(NonFungibleToken)。
NFTと紐付いたコンテンツは唯一無二の証明ができます。
暗号通貨DID分散型ID(Decentralized Identity)。
このIDが普及すれば、サービスを使うときに個人情報を受け渡す必要がなくなります。
暗号通貨DDoSDDoS攻撃(分散型サービス拒否攻撃: Distributed Denial of Service attack)。
大量のアクセスやダミー取引によるサイバー攻撃です。
暗号通貨Sybil attackシビルアタックとは、悪意ある人物の複数アカウントによるサイバー攻撃です。
計算力や資産保有を必要とすることで防止しているブロックチェーンがあります。
暗号通貨51% Attack51%攻撃。取引が正しいかを多数決で承認するとき、
悪意のあるグループが過半数を占めるような攻撃のことです。
暗号通貨FOMOFear Of Missing Out。「機会損失への恐怖」という意味のスラング。
乗り遅れたくないばかりに衝動的に売買してしまうような感情のことです。
暗号通貨BTFDBuy The Fucking Dip。価格の下落で皆が売っているときは、買い時である
という意味のスラングです。
暗号通貨FUDFear, uncertainty, and doubt「恐怖、不確実性、疑念」という意味のスラング。
不安を煽る情報に惑わされないようにしましょう。
暗号通貨HODLHoldのタイプミスから広まった「~を保有しておく」という意味のスラングです。
暗号通貨rug pullラグプルは詐欺プロジェクトの一種です。投資家の期待を煽って資金を募り、
その後運用することなく持ち逃げすることを指します。
暗号通貨DAO自律分散型組織(Decentralized Autonomous Organization)。
管理者がおらず、ルールも多数決で決まるような組織のことです。
暗号通貨ecosystemエコシステムとは、独立した企業やサービスが繋がって
ひとつの「生態系」を構成しているような様子のことです。
暗号通貨GOXスラングで、暗号資産取引所からの通貨流出のことを「GOXする」と言います。
マウントゴックス取引所の事件に由来します。
暗号通貨market capマーケットキャップとは時価総額のことです。
個々の暗号資産の(現在価格 × 総流通量)で表されます。
暗号通貨blockブロックチェーン上に記録されていく、一定数の取引のかたまりのことです。
暗号通貨poolプールとは、マイニングやステーキングを行う参加者の集まりのことです。
暗号通貨self-sovereign identity自己主権型アイデンティティ(Self-Sovereign Identity:SSI)。
サービスを使うときに個人情報を受け渡す必要がなくなるような考え方のことです。
暗号通貨counter party risk金融取引において、取引先(カウンターパーティ)の破綻等によって
損失を被るリスクのことを指します。
暗号通貨NFT artNFT(唯一無二な値に設定されたトークン)が紐付けられた、
画像や動画、音楽等のデータ化可能なアートコンテンツのことです。
暗号通貨traceabilityトレーサビリティとは、製品の流通の動きを把握できることです。
正確性やコスト面から、ブロックチェーンの応用が注目されています。
暗号通貨primary marketプライマリー・マーケット(発行市場・一次市場)は、ICOなどで新規発行された
暗号資産を、投資家が直接購入する市場のことです。
暗号通貨second marketセカンダリー・マーケット(流通市場・二次市場)は、既に発行された
暗号資産を投資家同士で売買する市場のことを指します。
暗号通貨whaleホエールはクジラのことですが、暗号資産界隈では、
通貨を大量に保有している大口投資家の個人またはグループを指します。
暗号通貨Ponzi schemeポンジ・スキームとは、投資家たちから出資を募るだけで運用せず、
利益を還元しないような詐欺のことです。
カルダノCardanoカルダノは、世界初の科学的研究プロセスを組み込んだブロックチェーンです。
「全人類が利用可能な金融システム構築」というミッションを掲げています。
カルダノADAADA(エイダ)コインは、カルダノで利用される通貨です。
カルダノCatalystカタリストとは、カルダノ開発チームの開催する資金援助プログラムです。
株主総会のようなもので、ADAホルダーは投票により報酬が貰えます。
カルダノEraカルダノにおけるEra(時代)は、開発計画のロードマップの各期のことです。
偉人の名前がついた5期に分かれています。
カルダノnodeP2Pネットワーク(複数のコンピューター間で通信を行う技術)における
個々の装置をノードと呼びます。
カルダノTreasuryトレジャリーは、カルダノの仮想の金庫のようなものです。
カタリストの資金用などに使われます。
カルダノEpochカルダノで使われる独自の時間で、1エポックは約5日間です。
カルダノSlotエポックはスロットという更に細かい単位(1スロット=1秒)で区切られています。
スロットのどこかに割り当てられることで、ブロック生成権が貰えます。
カルダノOrphan複数人が同じスロットに選ばれてしまうと、スロットバトルが起こります。
負けた方はオーファン(孤立)ブロックとなり、報酬が貰えません。
カルダノStolenブロック生成の状態の一つで、スロットバトルに負けた可能性を表します。
カルダノMissedブロック生成の状態の一つで、ブロックを作る予定になっていたが
作られていない状態のことです。
カルダノdelegationカルダノにおいて、SPOに自分のADAを委任することを指します。
委任を行うことで、年間にしておよそ5%の利回りが見込めます。
カルダノatla prismアタラプリズムは、カルダノブロックチェーンで作られた分散型IDの仕組みです。
様々な認証を伴うサービス利用・支払いなどが簡単低コストになることが期待できます。
カルダノpledgeプレッジとは誓約という意味で、SPOが自分で委任するADAの枚数のことです。
オペレーターの資本と覚悟を見る指標の一つです。
カルダノmarginSPO活動における運用コストのために、オペレーターが一定の割合で貰う手数料です。
カルダノcostSPO活動における運用コストのために、オペレーターが固定で貰う手数料です。
カルダノROAReturn On Asset(総資産利益率)。
年間ROA(年利)は、委任量の増加に伴い約5%で安定していきます。
カルダノluckLuckは「運」の要素で、エポックごとの予測ブロック生成数に対してどれだけ生成できたかの割合です。
カルダノlovelaceADAを小数点で表したときの最小単位です。
100万Lovelaceは1ADAです。
DeFiFlashloan通貨を担保なしで借り受けし、その返済までが一瞬で済む方法です。
低リスクで利子や手数料から利益を得られます。
DeFiLiquidity流動性のこと。DEXには暗号資産のペアが溜められた流動性プールというものがあり、
取引相手がいなくてもすぐに、プール内の資産と交換できるような仕組みになっています。
DeFiliquidation流動性プールでは、基本的には預けた暗号資産(担保)の額よりも
借りられる額は少なく、しきい値を超えると清算(liquidation)されてしまいます。
DeFiLaunchpadローンチパッドは、新規プロジェクトの資金調達のために特定の対象に
トークンを配布・販売するためのプラットフォームです。
DeFiLendingレンディングはDefiサービスの一種で、
暗号資産の貸し借りが出来るプラットフォームのことです。
DeFiAPRAnnual Percentage Rate(年換算利回り)。預けたトークンを
複利運用を行わずに一年後に回収した場合の収益率です。
DeFiAPYAnnual Percentage Yield(年換算利率)。預けたトークンで
毎日複利運用を行う場合の数値(複利計算)です。
DeFiswapスワップとは交換という意味で、投資では異なる通貨間の金利差のことを指します。
金利差を考慮して取引することで利益を出すことができます。
DeFiyield farmingイールドファーミングとは、流動性プールに暗号資産を預けた見返りとして
通常のトークンやLPトークンを貰い、利回りを最大化する手法のことです。
DeFileverage farmingレバレッジをかけて(借り入れで資金を数倍にして)ファーミングする(流動性を提供して報酬を貰う)ことです。
投資効率は上がりますが強制清算のリスクも上がります。
DeFicompoundコンパウンドとは、複利のことです。Defiのレンディングにおいても、
貸し出しで増やした報酬を原資に上乗せする複利運用ができます。
DeFidex分散型取引所(Decentralized Exchange)。
管理者がおらずブロックチェーン上で自動で取引が実行される取引所のことです。
DeFiarbitrageアービトラージとは、割安で購入した資産を別の場所で売るなど、
価格差を利用して利益を獲得する取引のことです。
DeFicollateralコラテラルは担保のことです。Defiのレンディングでは、借り入れ額が担保額を上回ると
自動で清算されてしまいます。
DeFicollateral factor担保率のことです。Defiのレンディングでは、担保資産×担保率を上限として
資産を借り入れることができます。
DeFiimpermanent lossインパーマネントロスとは、流動性提供をして報酬を得るよりも、
しなかった方が得をする時に発生する損失のことです。
DeFiharvest流動性プールでファーミング(流動性を提供して報酬を得る)した利益を確定させることを、
ハーベスト(収穫)するといいます。
DeFiLP tokenLP(Liquidity Provider)トークンは、一部のプラットフォームで資産を貸し出すことで
貰える、独自のトークンと交換できる引換券のようなものです。
DeFiprice impact価格への影響。例えば流動性の低いペアの流動性プールでの取引では、自分が与える
影響が大きいために取引が制限されたり、損益幅が大きくなったりします。
DeFiprotocolプロトコルとは、例えば流動性プールへの資産貸し出しで報酬が貰える等の
一連の手順や規格のことで、代表的なDefiプロトコルにはUniswapやPancakeSwapがあります。
DeFislippageスリッページとは、トークン交換などの注文を出したときの価格と、確定したときの
価格の差のことです。価格変動が激しいと大きくなりがちです。
タイトルとURLをコピーしました